川崎市多摩区三田のコミュニティカフェを拠点に生田を住みやすくする仕事をしています。

syaberiba

高齢になり、心身が弱ってきても、住み慣れたまちで健やかに暮らし続けたい。そのために必要なことを考え、必要な仕組みを作っていきたい。みた・まちもりカフェを、地域の人が出会い、つながり、地域のことを考える拠点にしたいと考えています。
現在は休止しています。

第7回 2014年10月13日(月・祝)10時-12時

今月のテーマは「地域の病院・クリニック体験談」
近所のクリニック、病院、新しい病院、ちょっと遠いけれど評判の良い病院。整形外科、眼科、耳鼻科、内科、歯科、脳神経外科、物忘れ外来、健康診断、往診してくれる医師、訪問歯科、訪問リハビリ。良いクリニックの見分け方・・。参加者とスタッフとみんなでいろいろな情報交換をしました。

しかし、なんだかんだ言っても具合の悪い時には近くでないと行けません。多くの方が苦手だと思うお医者さまとも上手に付き合っていらっしゃる方の体験談は参考になりました。尊敬の気持ちをもって質問すれば、親切に教えてくださるとのこと。住民が若いお医者様を上手に育てていくことも大切ですね。
今後は在宅診療や地域医療の体制が重要になってくるので、地域の医療環境を住民と医師が一緒に考えていくことができれば、住みやすいまちに一歩近づきます。

第6回 2014年9月13日(土)10時-12時

今月のまちもりしゃべり場のテーマは「見守り」。
高齢者で一人暮らしの方の中には、家の中で倒れていても誰も気づいてもらえないかもしれない、という不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思います。

最初に安井さんから、よその団地の取り組み事例を紹介してもらいました。
見守りの仕方もいろいろなものがあります。費用もいろいろ。介護保険が使えるものもあります。しかしそうした情報も調べてくれる家族が近くにいないと、わからなかったりします。

近所に親しい方がいて鍵を預け合うなどの工夫をされている方もいます。マンションの管理人が住人の緊急連作先を持っているところもあります。見守りはプライバシーを一部開示することになるので、嫌がる方もいます。
私たちに何ができるのか。
まずは「いろいろなものがありますよ」と情報を提供していくことから始めましょうということになりました。

第5回 2014年8月23日(土)16時-18時

8月のしゃべり場は、カフェスタッフお手製のおつまみ付き、持ち込み自由のアルコール入り。
最初に自己紹介を兼ねて自分の所属する町内会の紹介をしました。今回の参加メンバーは、団地住民、団地の近くの戸建て住民、生田駅の北側の町会からいらした方々・・。西三田団地は建物の管理をする管理組合はありますが、町内会はありません。西三田団地の専門委員会では、管理組合の果たす役割の中に地域コミュニティの問題を入れていくべきではないか、という問題意識での話し合いも始まっています。

第4回 2014年7月13日(日) 10時-12時(場所:みた・まちもりカフェ)

まちもりカフェがある多摩区三田は、47年前に西三田団地が建設され、その後発展してきた地域です。最近西三田団地でも、シニア向けの施設やマンションに移り住む方が結構いらっしゃいます。今回はシニア向けのマンションのサービスについて学び、どういうサービスがあれば住み慣れたこの地域に住み続けることができるか、話し合いました。

①健康に配慮した食べ物屋さんや配食サービスがあるとよい。②見守りのサービスやちょっとしたことを相談できる体制があるとよい。ボタン一つで来てくれる人がいるとよい。地域の人同士で助け合える体制が作れるとよい ③地域に密着した医療が必要。 ④三田地域にはデイサービスやヘルパーの事業所は多数あるが、ショートスティの体制は不十分。⑤余暇活動を充実するために、地域の人が講師となり教えたり教わる場は、今まちもりカフェでもやっているけれど、もっと充実できるとよい。⑥地域にいろいろな施設があるので、そうした施設をうまく利用したりつないだりしてうまく活用できるとよい。いろいろな団体、業種の人にこちらから働きかけて一緒にまちづくりの活動が作れるとよい。⑦団地の管理組合ができることもあるのではないか。⑧住民主体で必要な施設を作れるとよい。などなど、いろいろな意見が出ました。

次回は三田サポートわなりが地域活動をしながら、継続できる体制をどう作るか、何をどうやっていくのがよいか具体的に考えます。

第3回 2014年6月22日(日)10時-12時(場所:みた・まちもりカフェ)

前回出た「三田地域は高齢化が進んでいる」という課題を受けて、今回は近隣の高齢者向けの施設について、ケアマネの安井さんに教えてもらいました。

高齢者向けの施設は種類が多くて一回聞いただけでは覚えられません。介護度や認知症の程度により入れる施設も異なり、介護保険の適用、サービスの度合いもいろいろで、費用もいろいろ。
多摩区内だけでもたくさんの施設があることがわかりました。安井さんが多摩区の地図に施設の場所を落としてくれました。やっぱり実際に行ってみないとわかりません。まちもりカフェがまちの情報拠点になれるよう、スタッフも少しずつ勉強し、近隣の施設の具体的な情報も集めていきたいと思います。
次回はシニア向けのマンションのサービスについて学び、今の住まいに住んで最後まで暮らしていけるためにはどうしたらよいか、考えたいと思います。

第2回 2014年5月18日(日)

今日は参加者全員で、この地域に住み続けるために必要なことや課題を出しあいました。

助け合いの組織が必要、高齢者が働く場が欲しい、高齢者が安心して暮らせる施設が欲しい、地域情報・地域情報がわかる場所、一人だとさびしいので集まれる場が欲しい、自宅で死にたい、在宅医療は? 課題解決には地域の連携が必要、地域のいろいろな人が集まって話し合うことが必要、防災が気になる、身元保証のこと、経済的に困窮した高齢者のこと・・・。

全部大事、全部必要です。どこから手を付けてよいのやら・・。
次回は地域にある施設情報などをケアマネの安井さんに教えてもらい、興味のある施設があれば見学にいこうということになりました。
話し合ったり、学んだり、連携したり、一歩ずつでも前に進んでいきたいです。

第1回 2014年4月19日(土)

地域の人が出会い、地域のことを考える場をつくりたい、ということが「まちもりカフェ」の設立趣旨でもあります。暮らしやすい地域づくりを話し合う「まちもり・しゃべり場」を催しました。

今回は成年後見制度に関心がある方が多くいらっしゃいました。今後、日本も、川崎も、このまちも、さらに高齢者が増えていきます。90歳になっても、100歳になっても、誰もが、体も頭も健康であるとよいのですが、今後、一人暮らしで、財産管理がおぼつかない方も増えて行くだろうと予想されています。高齢になり心身が弱ってきても、住み慣れたまちで健やかに暮らし続けるために、お互いができることで、支えあい、たすけあって安心して暮らしていけるような仕組みを作っていきたい。
今日は、そうしたことを考える第一回目。今後も継続して話し合いの場を設けていきます。